スピードスケートの国内外のトップ選手が競うワールドカップの今シーズンの初戦は、長野市のエムウェーブで22日から3日間の日程で行われます。

21日は会場で選手たちが最終調整を行い、このうち、オリンピックで日本の女子選手最多となる7つのメダルを獲得している高木選手は、およそ30分間リンクで滑り、スタートからの加速やカーブの滑りなどを確認していました。

高木選手は、再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズンのワールドカップ初戦は、北京大会で金メダルを獲得した1000メートルと、世界記録を持つ1500メートル、それに3人1組で隊列を組み、6周のタイムを競う女子団体パシュートの3種目に出場する予定です。

高木選手は「いいスタートを切りたいし、どのタイミングでも進化し続けたいと思っているので、攻める気持ちを持って頑張りたい」と意気込みを話しました。

また、男子は、先月、この会場で行われた国内大会の1000メートルで国内最高記録をマークした新濱立也選手が、日本記録を持つ22日の500メートルに向けてスタートや加速の練習をしていました。

新濱選手は「ヨーロッパ勢も参加するので僅差の戦いになるが、その中でしっかり上位で戦えるように準備したい」と話していました。

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