笹川スポーツ財団は、全国の18歳以上の男女に「好きなスポーツ選手」について2年ごとに調査していて、ことしは6月から7月にかけて3000人を対象に行い、2284人から回答を得ました。

その結果が21日に発表され、大リーグ・ドジャースの大谷選手が、41.5%の得票率を得て1位となりました。

大谷選手は2022年に続く2回連続の1位となり、得票率は、2002年にこの項目が調査に盛り込まれてから最も高かったということです。

今シーズン、右ひじの手術の影響でバッターに専念した大谷選手は、ホームラン王と打点王の2冠に輝いたほか、大リーグで初めてホームラン50本、50盗塁の「50-50」も達成し、ワールドシリーズ制覇も果たしました。

笹川スポーツ財団は「歴史的快挙を成し遂げ、記録づくしの活躍が今回の調査結果に反映されたと考えられる」としています。

2位は、バレーボール男子、日本代表のキャプテンとしてパリオリンピックで活躍した石川祐希選手で3.6%でした。

5位には同じくバレーボール男子の日本代表の主力で、今シーズンは「SVリーグ」でプレーする高橋藍選手が1.4%で入り、バレーボール人気の高まりを感じさせる結果となりました。

3位は、ボクシングのスーパーバンタム級、4団体統一チャンピオンの井上尚弥選手が2.1%で入り、4位は野球のイチローさんで2%ちょうどでした。

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