世界ランキング21位の日本は24日、アジアカップ予選の1次ラウンド第4戦で世界80位のグアムとアウェーで対戦しました。
日本は、第1クオーター、パリオリンピック代表の吉井裕鷹選手がスリーポイントシュートを決めるなど8得点を挙げてリードし、続く、第2クオーターは西田優大選手が3本のスリーポイントを決める活躍を見せ、48対31で折り返しました。
後半は体の強さをいかしたグアムの攻撃にリズムを崩され、第4クオーターの途中に71対71の同点に追いつかれました。
それでも勝負どころで西田選手のスリーポイントやジョシュ ホーキンソン選手のゴール下のシュートでリードを奪いました。
この試合、日本は西田選手がチームトップの21得点をマークしたほか、ホーキンソン選手が13得点16リバウンドと2つの部門でふた桁をマークする「ダブルダブル」の活躍でチームを引っ張り、83対78で競り勝ちました。
日本は予選リーグを初戦から4連勝とし、4チームによる予選リーグの1次ラウンドグループCで上位2位までに入ることが確定し、来年8月のアジアカップの本戦出場を決めました。
西田「シュートタッチよかったので打ち続けようと」
スリーポイントシュートを6本決めるなどしてチーム最多の21得点をマークした西田優大選手は「シュートタッチはよかったので打ち続けようと思った。きょうのように自分たちで自分たちの首を締める展開を作ってしまうと、相手が強くなった時に命取りになってしまう。そういったところをなくすために、コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と話しました。
ホーバスHC「とりあえず勝ってよかった」
また、トム・ホーバスヘッドコーチは「とりあえず勝ってよかった。ちょっと危なかったが、最後にみんな落ち着いていい仕事をした。相手に何回もボールを奪われて速攻を受ける場面があったのでそこは直さないといけない」と話していました。
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