スタートまで1週間を切ったNAHAマラソン。今回、ジョガーリポーターとして出場する與那嶺キャスターをフォローしたいと、去年のジョガーリポーター、嘉大雅アナが手を上げました!

コース後半の難所や、実際に起こったアクシデントなど、一緒に走りながら自身の経験を伝えました。

去年のジョガーリポーター、嘉大雅アナがアドバイス

最終調整に向けて中間地点の平和祈念公園を出発した與那嶺キャスター。嘉大雅アナが隣を走ります。

嘉アナは去年、中間地点通過もぎりぎり。途中で足がつり、フィニッシュゲートも制限時間3分前に飛び込むなど、厳しかったレースを振り返ります。

▽嘉大雅アナ
「一番最初にNAHAマラソンを諦めたのがこの平和祈念公園を過ぎたあたりです。オンエアもとりあえず出たし、もういいかもしれないって。辛かった」

ー足がつっているは精神的にはどういう感じ?

「私だけ取り残されていて、心も折れていましたね」

足を進めていくと…

▽嘉大雅アナ
「ひめゆりの塔が見えてきました。去年僕はいけなかったので、今日は立ち寄りたいと思います」

平和あってこそのNAHAマラソン


南部路のコースや沿道からの応援を楽しむだけでなく、平和の尊さを感じ、考えることも目的とされているNAHAマラソン。コース上に位置するひめゆりの塔で手を合わせるジョガーたちの姿も毎年見られます。

大会当日は立ち寄ることは難しいため、先人たちへの慰霊の思いを込めて、2人で手を合わせます。

▽與那嶺キャスター
「来年は戦後80年でもあるので、平和あってこその大会だなと思いますし、こういう形でも平和について考えられる機会があるのはいいなと感じますね」


平和への思いを改めて確認し再出発した2人。しばらく続く、後半の下り坂を順調に走っていきます。一見楽そうにも見えますが、去年、嘉アナはここで大きな失敗をしたといいます。

▽嘉大雅アナ
「前半でかなり体力を使い切ってしまっていたので、ここでペースを取り戻して、タイムを稼ごうという気持ちが出て、下り坂を飛ばしちゃったんですよ。そうすると前モモとふくらはぎにけいれんがきて」

また12時をこえて気温が上昇する中、ここからは公設・私設エイドが減るエリアに。水分が取れない時間が続いたこともトラブルの要因でした。

名城ビーチの絶景で心身の疲労を癒す


去年のレースでは心身ともに限界を超えて、何度も足を止めながらも走り切った嘉アナ。その背中を押したのは応援してくれる人たちの姿がありました。

▽嘉大雅アナ
「一緒に走っているジョガーからの声援もあったし、途切れなく沿道から声ももらっていたので、それがガソリンになりました。限界をみんなが超えさせてくれると思うので無理はせずに楽しんで走ってください」

嘉アナとはここで別れ、コース試走を続ける與那嶺キャスター。第2制限地点で待っていたのは…

今回、NAHAマラソンに向けてサポートしてくれた「ブレイクスルーランニングクラブ」の倉岡弁慶さん。一緒にゴール地点の奥武山公園に向かいます。

3か月の練習で完走に向けて自信をつけている與那嶺キャスターですが、マラソン中のけいれんなど、嘉アナが経験したトラブルが起きないか、不安が拭えないと倉岡さんは言います。

4回に分けたとはいえ、実際のコースを走破!本番に期待!

▽倉岡弁慶さん
「途中途中、このペースで行くのかと思えるくらい速くて、力がついていると見ても一緒に走っても感じます。楽しく走ったらいつの間にかここまで来ていた、というのを目指してほしいです」

▽與那嶺キャスター
「完走目指して頑張りたいと思います!」

NAHAマラソンまであと5日。與那嶺キャスターは奥武山公園に帰ってこれるのでしょうか!

<MEMO>
フルマラソンは体に大きな負担がかかるスポーツです。もちろん完走は目指したいところですが、無理はしない、体に不調を感じたらリタイアするなどの対応も必要です。自身の体と相談しながら楽しくマラソンに挑戦しましょう。

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