31歳の近藤選手は、シーズン終盤に右足首をねんざして戦列を離れたものの中軸として129試合に出場して4年ぶりのリーグ優勝に貢献し、打率3割1分4厘、出塁率4割3分9厘で、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得したほか、パ・リーグのMVPとベストナインにも選ばれました。

近藤選手は29日、福岡市の球団事務所で契約の交渉を行い、現状維持の推定年俸5億5000万円、プラス出来高払いで7年契約の3年目となる来シーズンの契約を更改しました。

近藤選手は「球団からは言うことがないと言ってもらえたのでうれしかった」と笑顔で話したうえで、「MVPをとれたことはよかったが、けががあって全試合出てのタイトルを獲得できなかったことは悔しいし、日本シリーズも負けて後味が悪かった」と振り返りました。

来年2月のキャンプについて小久保裕紀監督から中旬以降での合流が認められていることについては、2月前半は単独でトレーニングを行うことを明かしたうえで、「時間を使って右足のリハビリもできるのでいい時間になると思う。足の状態次第だが、逆算しながら強度高く、しっかり追い込みたい」と話しました。

来シーズンに向けては「同じことをやってもだめなのでまた自分の形を見つけていきたい。全試合出たうえで、またタイトルを獲得したい」と決意を新たにしていました。

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