源田選手はプロ8年目の今シーズン、チームが歴史的な低迷で最下位に終わる中、キャプテンとして全試合に出場し、チームトップの打率2割6分4厘をマークしたほか、守備では、パ・リーグのショートで最多に並ぶ7年連続7回目の「ゴールデン・グラブ賞」を受賞しました。

源田選手は3日午後、埼玉県所沢市の球団事務所で交渉に臨み、5年契約の3年目となる来シーズンの契約を現状維持の推定年俸3億円で更改しました。

源田選手は「うまくいかず、勝てないことばかりだったので、しんどいなと思うこともあったが、4年ぶりに全試合に出られたことはよかった。バッティングは思い切って打ち方を変えるなど、いろいろ試すことができたので、引き出しは増えたと思う」と今シーズンを振り返りました。

そのうえで、来シーズンに向けて「勝つために『絶対にレギュラーをつかむ』という気持ちを持つ選手が増えてほしい」と若手の奮起を期待していました。

西武は来シーズン、キャプテンを置かない方針で、源田選手は5年間務めたキャプテンを外れることになりますが、「やることは肩書によって変わらないので、周りを見ながらやっていく。目標は優勝だけで、1年間終わったときに僕自身も貢献できたなと思うシーズンにしたい」と話し、立場にかかわらず、チームをけん引していく覚悟を示しました。

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