ロッテの新人選手の入団発表は、東京 新宿のロッテ本社で行われ、ことしのドラフト会議で指名された育成選手を含む9人や、吉井理人監督などが出席しました。
このうち、ドラフト1位で入団する西川選手は、強打の右投げ右打ちの外野手として、大学生ながら日本代表のトップチームの強化試合のメンバーに抜てきされるなど注目を集め、ドラフト会議では、2球団が1位指名で競合し、ロッテが交渉権を獲得しました。
西川選手は会見で、自分のセールスポイントについて「持ち前のフルスイングから打てる長打力と積極性のある思い切りのよさが自分の持ち味だ」と話しました。
そのうえで、1年目の目標について、「ホームラン王をとりたい」と力強く意気込みを語りました。
また、落合博満さんや、井口資仁元監督などが背負った背番号「6」のユニフォームに袖を通した感想を聞かれると、「白の縦じまのユニフォームが昔から好きだったので、かっこいい」と笑顔を見せました。
そして、吉井監督と同じ和歌山県出身であることについて、「すごく縁を感じる。大リーグを経験された監督のもとでプレーすることを光栄に思って頑張っていきたい」と話しました。
新人選手は、年明けから合同で自主トレーニングを行い、2月から始まる春のキャンプに備えます。
ドラフト2位 宮崎「けがなく日本一に貢献できるよう」
ドラフト2位でロッテに入団するヤマハの宮崎竜成選手は「縦じまのユニフォームを初めて着て、体が大きく見えていいなと思った。けがをしないことを目標に、試合に出続けてロッテの日本一に貢献できるように頑張りたい」と話していました。
そのうえで、「ファンの皆さんの声援がすごいので、グラウンドで負けないように声を出して、勇気と希望を与えられるプレーを見せたい」と意気込んでいました。
また、母の千佳さんが1996年のアトランタオリンピックのソフトボールの日本代表だったということで、「母は、いつも練習につきあってくれて、落ち込んだときにたくさん声をかけてくれた。結果を出して恩返しをしたい」と活躍を誓いました。
ドラフト5位 廣池「ニックネームは『幕張の闘牛』」
ドラフト5位でロッテに入団する東海大学九州キャンパスの廣池康志郎投手は「ユニフォームの背中に自分の名前が入っているのを見て、プロ野球選手になったんだと感じた。けがをせずに1年間投げられるよう強い体を作り、先発としてチームを勝たせられるようなピッチングをしたい」と意気込みを語りました。
廣池投手は、高校と大学で畜産を学んでいて、プロで使うグローブにも牛のマークが入っているということで、「牛に与える飼料などについて勉強してきたので、栄養面で学んだことを野球にもつなげたいと思う。牛乳が好きなので、これからも飲んで丈夫な体を作っていきたい」と話していました。
また、呼んでほしいニックネームについては、「『幕張の闘牛』」とユーモアを交えながら話していました。
目標とする投手には、チームメートになる澤村拓一投手をあげ、「投げるボールがすごいだけでなく、トレーニングを続ける姿も尊敬しているので、澤村投手のように継続する力をつけた選手になりたい」と力強く話していました。
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