■ラウンド4 レイザーズ 5-1 アイムーン(5日、東京ガーデンシアター)
開幕から4ラウンド目を迎えた世界最高のプロダンスリーグDリーグ。平日にも関わらず、大勢のファンが詰めかけた。
全14チーム・個性豊かなダンサーがいる中、今シーズン勢いに乗るチームがある。圧倒的なシンクロ率を誇り、2連勝中。リーグ唯一のガールズグループ「メディカル・コンシェルジュ アイムーン」だ。ここ2シーズンは23戦中、わずか3勝。さらには相次ぐディレクターの変更や24-25シーズン前にはメンバーの半数が脱退など、苦しい状況を送っていた。それでも新メンバーを加え、得意とするシンクロパフォーマンスを鍛え挙げた今シーズン。開幕戦は黒星も、ラウンド2ではモノリスに6-0とスイープ勝利。その勢いのままラウンド3では3位・インフィニティーズを5-1で下し、2連勝で単独首位に立った。
その座を守りたいアイムーンはラウンド4の試合前、こだわりを持つシンクロパートの動きを入念にチェック。去年からリーダーを務めるCHIKA(25)は「アイムーンには珍しく、合っていなかった。試合ギリギリまで合わず、微調整を繰り返した」と出番直前までチームにとっては珍しく苦戦していたことを語った。
出番の前に必ず全員でやる円陣で気合を入れるメンバー。傍で支えてくれているスタッフさんたちと抱擁を交わし、ステージへ。「出ていないみんなも含め、全員で踊って行きたいと思います。勝ちます」と意気込んだリーダー・CHIKA。
アイムーンの演技は得意のシンクロパフォーマンスから突入。試合前の練習とは一転してしなやかで乱れの無い完璧な振り付けを見せる。最後まで女性らしい美しい演技で会場を盛り上げた。
対するは今季未勝利、鍛え上げた筋肉で奏でるダンスが魅力の筋肉集団、フルキャスト・レイザーズ。こちらは対照的に腕や腰を力強く振ったりするアグレッシブな動きの激しいダンスだ。
ジャッジはシンクロパフォーマンスとエースパフォーマンスを残し、4-0とレイザーズがリード。アイムーンが得意とする・シンクロパフォーマンスも取った。結果は5-1でレイザーズが今季初勝利。アイ・ムーンはなんとかエースパフォーマンスを勝ち取り、スイープ負けを阻止。順位は4位に下がった。
「もう一回、気を引き締めて、帯を締め直して、みんなで何が悪かったのか。何が逆によかったのか。みんなで話し合ってみんなで次、勝ちたいと思います」。次回のラウンドへ向け、リーダー・CHIKAは強く意気込んだ。
【Dリーグ ラウンド4結果】
メッセンジャーズ 5-1アルトリズム
インフィニティーズ 3-3 レジット
ルクス 3-3 ラプチャーズ
バトルズ 5-1モノリス
レイザーズ 5-1アイムーン
エイトロックス 4-2 エクス
ドリームズ 6-0 ロイヤルブラッツ
【Dリーグ24-25シーズン日程】
■2024年
12月26日 ラウンド5
■2025年
1月 9日 ラウンド6
1月23日 ラウンド7
2月 6日 ラウンド8
2月27日 ラウンド9
3月13日 ラウンド10
4月 3日 ラウンド11
4月29日 ラウンド12
5月 8日 ラウンド13
5月22日 ラウンド14
6月19日 チャンピオンシップ
会場:東京ガーデンシアター
(4月29日のみ横浜BUNTAIでの開催)
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