日米通算2730安打を放ってヤクルトなどで活躍し、現役を引退した青木宣親さん(42)=宮崎県日向市出身=が5日、県庁を訪れ、河野俊嗣知事に引退を報告した。

 青木さんは日向高校、早大をへて2003年にドラフト4位でヤクルトへ。米大リーグでは14年にロイヤルズでワールドシリーズに出場。17年に日米通算2千安打を達成した。県は09年、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表として連覇に貢献したなどとして県民栄誉賞、17年には県民栄誉特別賞を贈った。

 この日、県庁本館前で河野知事らの出迎えを受け、花束を受け取った青木さんは「県民の声援をたくさんいただき、いい野球人生を歩むことができた」と振り返り、今後について「これからも野球界に、生まれ育った宮崎に貢献し、いろんなことにチャレンジしていきたい」と語った。

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