J1昇格の最後の1枠をかけたプレーオフの決勝は7日、ファジアーノのホーム、岡山市で行われました。
リーグ戦の順位でベガルタを上回るファジアーノは引き分けでも昇格という状況でしたが、ホームの大声援を受けて序盤から攻め込みます。
前半20分、味方がつないだボールを末吉塁選手がペナルティーエリア内で変化をつけたシュートをゴール右隅に決めて先制し、そのまま折り返しました。
後半はベガルタが反撃に転じ、8分には途中出場のオナイウ情滋選手がドリブルで抜け出してシュートを打ちましたが、ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、追いつくことができません。
ファジアーノは15分にフォワードのルカオ選手を投入するとその直後、ルカオ選手が強じんなフィジカルを生かしたドリブルでペナルティーエリアに進入し、パスを受けた本山遥選手が追加点を決めてリードを広げました。
守りも最後までベガルタに得点を許さず、ファジアーノが2対0で勝って、初めてのJ1昇格を果たしました。
ベガルタは4年ぶりのJ1復帰を目指しましたが及びませんでした。
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