日本代表の井端監督は8日、さいたま市で社会人チームが開いた野球教室に特別講師として参加しました。

グラウンドには県内のおよそ100人の小学生が集まり、井端監督はノックを受ける子どもたちのそばで、ゴロを捕るときの姿勢やグローブの使い方を指導しました。

井端監督に捕球の際の足の運び方を教えてもらった5年生の女の子は「いっぱい声をかけてもらいうれしかった」と笑顔でプレーしていました。

井端監督は、日本代表の強さを継続させていくためには、野球のすそ野を広げることが大切だと考えていて、「いろいろな可能性しかないと思うので、最後まで野球をやり通してほしい」と子どもたちに呼びかけていました。

8日は日本代表のユニフォームを着ての年内最後の活動だったということで、連覇を逃した11月の国際大会『プレミア12』にも触れてことし1年を振り返り「プレミア12で勝てなかったので、大きく反省してそれを生かし、次は勝たないといけない」と話していました。

2年後の2026年に行われるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックを見据える日本代表は、今後、来年3月にオランダとの強化試合に臨みます。

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