■MLBウインターミーティング(日本時間9日、テキサス州・ダラス)

MLBの関係者が集まるウインターミーティングが明日、日本時間10日に開幕する。前日となった9日にはホテルへ続々と関係者が到着していた。今年の注目はヤンキースからFAとなっているJ.ソト(26)、今季は157試合に出場し、打率.288、41本塁打、109打点でシルバースラッガー賞を獲得した。米メディアでは昨季、大谷がドジャースと契約した10年契約700億ドル(1015億円)を超えるとも言われている。

そして、もう一人、近々ポスティング申請が行われる予定の佐々木朗希(23)には30球団が興味を持っており、米メディアも情報の収集に動いている。

アンディー・マックローフ記者(The Athletic)は「ミドルローテーションで、3番手の選手だと思う。それにとても若い選手で、これから学んでいかなければいけない事も多いだろう。それに健康面も気をつけないといけない。マイナー契約で契約金が破格に安いし、たくさんの球団が彼を欲しがっている。WBCである球団のスカウトと話したら、Best fast ball in the world(世界一の速球)と言っていたよ。配球と安定性がキーだろう。ポテンシャルとしては、とてもとても高く素晴らしいプレーヤーになるだろう」と褒めたたえた。

ボブ・ナイチンゲール記者(USA Today)は「30チーム、全チームが欲しがるに決まっているよ。彼(の契約金)は安いだろう!?ドジャースかパドレスに行くのではないかと思っている。他には聞かないね」と2球団の名を挙げた。

さらにその2球団だったらどちらに行くかという質問には「多分ドジャースかな。でもパドレスも捨てられないチョイス。ダルビッシュがいるからね。ダルビッシュは彼のメンター(教育者)でもある。パドレスは非常に楽観的に考えている。慎重でありながら楽観的に信じている」とドジャースの可能性が大きいと語った。

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