八村選手は本拠地のロサンゼルスで行われたトレイルブレイザーズとの試合に先発出場しました。

第1クオーターはダンクシュートの2得点にとどまりましたが、6点を追う第2クオーターは攻撃の中心となり、ゴール下のシュートを決めると速攻からのダンクや2本連続のスリーポイントシュートなどを次々と成功させてこのクオーターだけで14得点を奪いチームを逆転に導きました。

第3クオーターは得点がなかったものの、第4クオーターは積極的にシュートを打ち、ドリブルで持ち込んでのシュートやこの試合3本目のスリーポイントを決めて7得点をあげました。

八村選手はチームで最も長い38分56秒プレーし、今シーズン最多で5試合連続のふた桁となる23得点をマークしリバウンドは5つ、アシストも2つでした。

また、ディフェンスでも相手のボールを奪うスティールを4つ、ブロックを1つ記録し、攻守に存在感を発揮しました。

レイカーズは107対98で勝って連敗を「3」で止め、通算成績は13勝11敗となりました。

大谷翔平選手と妻の真美子さん観戦

ロサンゼルスで行われたこの日のレイカーズとブレイザーズとの試合には大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手と妻の真美子さんが観戦に訪れました。

レイカーズの公式SNSには試合前、レイカーズのユニフォームを持った大谷選手と真美子さんの写真が投稿されています。

大谷選手のユニフォームはドジャースと同じ「17」の背番号で、真美子さんのユニフォームは旧姓の「TANAKA」の名前が入り、背番号は「12」となっています。

真美子さんはバスケットボールのWリーグでプレーした元選手で、背番号「12」はバスケットボールの世代別の日本代表に選ばれた際につけていた番号です。

また、試合中には会場のスクリーンに大谷選手が映し出されると同じロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズのファンからも大きな歓声が上がり、大谷選手は笑顔で手を振って応えていました。

八村「大谷選手 来てくれてうれしかった」

レイカーズの八村選手はエースのレブロン・ジェームズ選手が欠場するなかで、今シーズン最多得点をマークしチームの連敗ストップに貢献しました。

試合後は、大谷翔平選手が観戦に訪れていたことについて「彼が来ることは試合前に聞いていた。ここ最近チームの流れが悪かったが、きょうはチームが勝てて、僕もいい活躍ができてよかった。来てくれてうれしかった」と話しました。

そのうえで、今シーズン、ドジャースがワールドシリーズを制覇したことを念頭に「同じ日本人として、ロサンゼルスで違うスポーツではあるがいちばん上の舞台で戦っている。ことしは僕も優勝を目指してやっているので、彼が優勝したことはやっぱりモチベーションになっている。これからも頑張っていきたい」と話し、大谷選手に刺激を受けている様子でした。

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