審判として1年間の資格停止処分を受けたのは、70代の男性審判員です。

全日本空手道連盟によりますと、男性はおととし、空手の国際大会に飛行機で移動して参加する際、連盟の規定でエコノミークラスでの搭乗が定められているにもかかわらず、ビジネスクラスで搭乗し、46万円ほど航空券代が高額になったということです。

大会の参加にあたっては、JOC=日本オリンピック委員会の助成金が充てられていて、エコノミークラスの利用に限定されているJOCの規定にも違反したということです。

連盟は、すでにJOCに対し高額になった分を全額返金し、今後、男性審判員に支払わせる方針です。

連盟は「残念なことだ。今後はガバナンスを強化し、しっかりと運営していく」とコメントしています。

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