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 9日、3回目となるプロ野球の「現役ドラフト」が行われました。

「現役ドラフト」とは? この記事の写真

 この現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるために、各球団の現役選手を他球団が指名して移籍する、2022年から始まった制度。外国人選手、複数年契約を結んでいる選手などは対象外となります。

 今回の現役ドラフトで、運命を変える選手は現れるのでしょうか?

■環境変え、躍進した選手も

 今年で3回目となるプロ野球現役ドラフト。環境を変えたことで躍進を遂げた選手もいることから、この制度に注目が集まっています。

大竹耕太郎投手(写真:朝日新聞社)

 2022年、ソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手(29)。新天地で大きく飛躍し、自身初となる2年連続二けた勝利を挙げました。

細川成也選手(写真:朝日新聞社)

 中日・細川成也選手(26)も、この制度で開花。DeNAから移籍すると2年連続で二けたホームランをマークし、今シーズンは初のベストナインに選ばれました。

水谷瞬選手(写真:朝日新聞社)

 今年ブレークしたのは。日本ハム・水谷瞬選手(23)。5年間1軍出場すらなかった水谷選手でしたが、交流戦では歴代最高打率となる.438をマークし、MVPを獲得。大躍進を遂げています。

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■現役ドラフト3年目 初めての出来事も

■現役ドラフト3年目 初めての出来事も

上茶谷大河投手(写真:朝日新聞社)

 そして、今年の現役ドラフト。まずはパ・リーグです。

 2018年のDeNAドラフト1位・上茶谷大河投手(28)がソフトバンクへ。去年、中継ぎに転向した上茶谷投手は46試合登板、防御率2.11と安定感を見せました。しかし、今シーズンは期待に応えられず。新天地で復活を目指します。

平沢大河選手(写真:朝日新聞社)

 2015年のロッテドラフト1位・平沢大河選手(26)は西武へ。プロ9年で通算打率1割台と苦しいプロ生活を送っていました。

矢崎拓也投手(写真:朝日新聞社)

 続いて、セ・リーグ。2016年の広島ドラフト1位・矢崎拓也投手(29)はヤクルトへ。昨シーズンは10ホールド・24セーブと大車輪の活躍。チーム防御率最下位のヤクルトでの活躍が期待されます。

 そして、現役ドラフト3年目にして初めての出来事が起こりました。

 広島が2巡目でも指名を行い、日本ハム・鈴木健矢投手(26)を獲得。アンダースローの技巧派がリーグを変えて再出発です。

■安藤アナ「ファンの注目度も年々上がっている」

ヒロド歩美キャスター
「今回、ドラフト1位で選ばれた選手が3名います」 安藤萌々アナウンサーと小木逸平アナウンサー 小木逸平アナウンサー
「チーム事情があったりだとか、戦略にハマらなかったりなどがあって。それで環境を変えて成功する例が積み重なっていて。中日の細川選手は、まさに花開いていますので、ぜひみなさん活躍してほしいですね」 安藤萌々アナウンサー
「現役ドラフトは今年で3回目ですけど、ファンのみなさんの注目度も年々上がっているように感じます」

(「報道ステーション」2024年12月9日放送分より)

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