30歳の近本選手はプロ6年目の今シーズン、141試合に出場して打率2割8分5厘、リーグ2位の160安打をマークしたほか、盗塁も19個決めて3年連続5回目となる盗塁王のタイトルを獲得しました。

打撃だけでなく俊足を生かした守りでも貢献し、ベストナインとゴールデン・グラブ賞も4年連続で受賞しています。

近本選手は10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改に臨み、いずれも推定で5000万円アップの年俸3億7000万円で来シーズンの契約を更改しました。

近本選手は「まずはけがなく終えることができてよかった。来シーズンもけがなく試合に出られることを目標に新しい監督と一緒に勝って、最終的には優勝できるように頑張りたい」と話しました。

近本選手は順調にいけば来年、国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を取得する見込みで、球団からは複数年契約を提示されたものの単年契約を選んだということです。

ことし権利を行使し、チームに残留した大山悠輔選手については「来年この立場になるのは自分かもしれないし、いろんな話を聞いた」と話していました。

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