これは12日、コンサドーレが札幌市内で会見を開いて、発表しました。
監督に就任する岩政氏は、山口県出身の42歳。
現役時代はアントラーズに10シーズンにわたって所属し、屈強な守備力と高いリーダーシップを兼ね備えたディフェンダーとして活躍し、アントラーズのリーグ3連覇にも貢献しました。
日本代表としては、2010年のワールドカップ南アフリカ大会のメンバーに選ばれました。
岩政氏は2018年に36歳で引退したあとは指導者になり、おととしのシーズン途中には古巣のアントラーズでコーチから監督に就任して、昨シーズンまで指揮を執りました。
岩政氏は会見で、監督就任を決めた理由のひとつにコンサドーレが目指してきた攻撃的なサッカーと、みずからの戦術に共通する点があったことをあげました。
そのうえで岩政氏は「これ以上ないチャレンジだと思って、ここに来た。前任のペトロヴィッチ監督のこれまでのサッカーを継承しながら、それを前進させていきたい。選手たちと新しいコンサドーレを作っていきたい」と抱負を語りました。
そして、1シーズンでのJ1復帰を目標に掲げたうえで「カップ戦などでタイトルのチャンスもある。ぜひこのクラブにタイトルをもたらしたい」と述べて、意欲を示しました。
コンサドーレは、今シーズンまでの7シーズンをペトロヴィッチ監督が率いてきましたが、J2降格でクラブとして正念場を迎える来シーズンを岩政氏に託すことになりました。
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