サッカーJ1アルビレックス新潟の松橋力蔵監督(56)が、今季限りで退任することになった。アルビが13日に発表した。後任は調整中だとしている。

 松橋監督は千葉県出身。現役時代は横浜マリノス(現在は横浜F・マリノス)、京都パープルサンガなどに所属した。引退後はF・マリノスのコーチを経て2021年にアルビのコーチに、22年には監督に就任した。

 パスを細かく回して相手を惑わせる攻撃的スタイルに磨きをかけ、監督1年目でJ2での優勝とJ1昇格を成し遂げた。「てっぺんを目指す」とした今季は16位と残留争いに甘んじたが、ルヴァン杯では準優勝に導いた。11月に国立競技場であった決勝では、先行される展開からPK戦に持ち込む熱戦を演じ、サポーターを魅了した。

 松橋監督は、チームを通じて「多くの方々に支えられ、包まれていたことに感謝の気持ちでいっぱいです」とのコメントを出した。

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