キン氏は兵庫県出身の43歳。

2012年からサガン鳥栖のユースチームのコーチや監督を歴任すると、2018年にトップチームの監督に就任しました。

2021年までサガン鳥栖の監督を務めたあと、2023年から当時J2の町田ゼルビアのヘッドコーチに就任してJ1昇格に貢献し、今シーズンは3位と躍進したチームを支えました。

一方で、キン氏はサガン鳥栖の監督を務めていた時期に、選手やスタッフに対して平手打ちなどの暴力や暴言を繰り返していたとして、Jリーグはキン氏を公式戦の8試合出場資格停止のけん責の処分とし、日本サッカー協会はJリーグで監督として指揮できる「S級」の指導者資格を降格させていました。

キン氏はことし2月に「S級」の資格を再び取得しましたが、アビズパ福岡の監督就任の報道が一部で出たときは、サポーター団体がSNS上で抗議をして波紋が広がっていました。

キン氏は「私の就任にあたり皆さまをお騒がせしていることを大変申し訳なく思っています。皆さまに信頼していただけるように、言動やピッチで躍動する選手たちを見ていただけるように日々全力で取り組みます」などとコメントしています。

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