バドミントンの年間王者を決めるワールドツアーファイナルズの各種目の準決勝が日本時間14日に中国・杭州で行われ、今年限りで引退を表明している女子シングルスの大堀彩(28、トナミ運輸)は中国の韓悦(25)に0ー2(17ー21、13ー21)で敗れた。3位決定戦がないため大堀は銅メダルを獲得した。

22年の競技生活最後で初出場となったツアーファイナルズ。グループステージの1試合目ではパリオリンピック™銅メダリストのG.トゥンジュン(25、インドネシア)にストレート(21-15、21-13)で勝利すると、2試合目も世界ランク2位、中国の王祉怡(24)にファイナルゲームの接戦を制すなど全勝で準決勝に挑んだ。

この日の試合は最後、大堀のショットが相手コートのバックラインを越えアウト。笑顔と涙を見せコートを去った。

11月8日、自身のSNSで年内で引退することを発表した大堀。「私自身バドミントンが大好きで、引退を決意するのもそう簡単な事ではありませんでしたが、皆様に応援していただいた22年間の競技人生はとても幸せな時間だったと改めて感じています」。さらに「皆様への感謝の気持ちをコート上で表現できるよう全力を尽くして闘います。最後まで応援していただけたら嬉しく思います」とコメントしていた。

大堀選手、22年間の競技生活“お疲れさまでした”

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