プロ野球と大リーグで合わせて197勝を挙げ、日米通算200勝まであと3勝に迫っている田中投手は先月、楽天から減額制限を超える来シーズンの年俸の提示を受けて退団する意向を表明し、その後、自由契約となって他球団への移籍を目指しています。

関係者によりますと、田中投手の獲得に向けて阿部慎之助監督の意向などを受けた巨人が調査を進めているということです。

今シーズン4年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人は、最多勝のタイトルを獲得するなど投手陣の中心だった菅野智之投手が、海外を含めたFA=フリーエージェントの権利を行使して大リーグへの移籍を目指していて経験豊富な先発ピッチャーの補強に乗り出していました。

大リーグを経て2021年に楽天に復帰した田中投手は、去年10月に行った右ひじの手術のあと状態が上がらず、今シーズンは1軍での登板が1試合だけで、プロ18年目で初めて勝ち星をあげられないシーズンとなっていました。

復帰後の4年間の成績は20勝33敗となっています。

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