体操女子の強化合宿が17日、東京の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開され、11月の就任後では合宿初指導となった村上茉愛強化本部長が28年ロサンゼルス五輪に向けて「団体(総合)で銅メダル以上を取れるようにしていく」と目標を掲げた。

 今夏のパリ五輪は8位で、1964年東京五輪の「銅」を最後に表彰台から遠ざかる。「選手同士がどう声をかけ合うか。あと一歩のところを助け合えたらメダルに手が届く」と団結力を鍵に挙げ、4時間超の練習の中でも選手に明るく接して雰囲気を高めた。

 岡村真は「いつも声をかけてくれる」と歓迎し、岸里奈は「自分に足りないところを教わりたい」と目を輝かせた。(共同通信)

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