ボクシングの大橋ジムは18日、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹が練習中に負傷したため、1月24日に予定されていたユッタポン・トンデイ(タイ)との防衛戦(有明アリーナ)を中止すると発表した。同じ興行の世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)の防衛戦は予定通り実施される。

 武居は12月上旬のスパーリング中に右肩を痛めた。出場を目指したが、ドクターストップがかかったという。横浜市の大橋ジムで記者会見した武居は「ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。少しでも強くなって戻って来られるようにしたい」と沈痛な面持ちで話した。(共同通信)

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