昨夏までサッカーJ1ヴィッセル神戸でプレーし、今年現役を引退した元スペイン代表のアンドレス・イニエスタさんが18日、神戸市役所を訪れた。

 スペインの強豪クラブ、バルセロナで長くプレー。代表の司令塔として2010年のワールドカップ優勝に大きく貢献した。

 2018年にヴィッセルに加入してからは、キャプテンとしてチームを引っ張り、クラブとして初タイトルとなった天皇杯優勝に導いた。

 この日はヴィッセルが昨季、今季とJ1連覇を果たすような強豪クラブとなる礎を築き、市民に感動を与えたとして、神戸市から市スポーツ特別功労賞が贈られた。

 トロフィーを受け取ったイニエスタさんは、「第二の故郷から表彰され感無量です」と喜びを語った。

 ヴィッセルでプレーしていた頃、神戸の街を楽しみ、市民とふれあう様子を、頻繁にSNSに投稿していた。イニエスタさんはこの日も、「三宮やフラワーロードを散歩してきました。人々も以前と変わらず受け入れてくれました」。いきなり街に現れたようだ。

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