ロッテは19日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した石川柊太(32)の入団会見を行った。背番号はこれまで吉井理人監督(59)が背負っていた「21」番に決まった。それに伴い吉井監督の背番号が「81」となった。
11日に石川の獲得を正式発表したロッテ。石川は「吉井さんの熱意に応えられるように。期待に応えられるように頑張りたいと思います」と心境を語った。
2013年のドラフト会議でソフトバンクから育成1位指名を受けると2016年に支配下登録。2020年には11勝を挙げ最多勝、勝率.786で最高勝率のタイトルを獲得し投手二冠に輝くとその年チームは日本一となった。
先発を中心に中継ぎでの登板機会もあった石川は通算56勝(41敗)、防御率3.32を記録。今季は15試合に出場し先発登板は10試合、救援登板は5試合で7勝2敗、防御率2.56をマークした。
今季ロッテの投手陣は佐々木朗希(23)が10勝、小島和哉(28)が12勝と二桁勝利を挙げた投手は2名。佐々木がメジャー移籍を目指すため、石川は先発ローテーションの一角として期待がかかる。来季は2年連続二桁勝利をマークした小島を筆頭に種市篤暉(26)、西野勇士(33)、新外国人左腕、ブライアン・サモンズ(29)ら新生ローテーション候補の中に新戦力の石川が加わる。
■石川柊太(いしかわ しゅうた)
1991年12月27日生まれ32歳 身長185㎝・体重88㎏ 右投右打 東京都出身。
総合工科高~創価大 2013年育成選手ドラフト1位でソフトバンクに入団(2014~2024年)。今オフに国内FA権を行使しロッテに入団。
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