サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ、ブラジル両大会で主審を務め、今季限りで第一線を退いた西村雄一氏(52)が19日、東京都内で取材に応じ「審判活動を通じて、人生を豊かにすることができた」と感慨深げに語った。
国内外で多くの試合を担当し、J1で通算407試合を主審として裁いた同氏が「一番忘れられない」と話すのは、2011年の東日本大震災の復興支援を目的とした慈善試合。「サッカーファンが心を一つに、また前に進もうと思った試合。三浦知良選手のゴールは、誰もが喜んだ瞬間だった」と振り返った。
来季から日本サッカー協会(JFA)の審判マネジャーに就任する。(共同通信)
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