サッカー元日本代表でJリーグ特任理事の小野伸二さんがメイン講師の「Jスマイルフットボールツアー」が3日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで開かれた。サッカー教室には小学生約130人が参加。小野さんはリフティングや足元にぴたっと止まるトラップなど技術の高さを披露し、子どもたちを沸かせた。(13面に関連)

 同ツアーはJリーグと明治安田生命の企画。教室には元FC琉球の上里一将さんや上原慎也さんも参加して子どもたちとミニゲームなどをして楽しんだ。小野さんは「大人に負けないという気持ちが感じられて良かった。積極的に取り組んでくれて期待の持てる子どもたちが多かった」と感想を語った。

 参加した南風原小4年の東江直太朗さん(9)は「小野さんは全部うまくてボールも取れなかった。トラップを練習したい」。知名玲音さん(9)は「小野さんのトラップはすごかった。もっと練習してうまくなりたい」と話した。

 同ツアーは気候変動対策への理解を促すことも目的にしており、教室後の「サステナトーク」では小野さんと上里さん、Jリーグの辻井隆行執行役員が温暖化や森を守る活動について語った。(運動部・伊集竜太郎)

(写図説明)サッカー教室で子どもたちと触れ合う小野伸二さん(中央)=3日、沖縄市・タピック県総ひやごんスタジアム

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