前回の登板でドジャースに敗れた菊池投手は3日、相手の本拠地ワシントンで行われたナショナルズ戦で今シーズン7回目の先発マウンドに上がりました。

立ち上がりから速球とカーブを主体にピッチングを組み立て、2回に3点を先制したそのウラは2本のヒットでワンアウト二塁三塁とされましたが、後続を抑えて得点を与えませんでした。

打順が1巡した3回はツーベースとタイムリーの連続ヒットで1点を失い、なおワンアウト一塁三塁のピンチとなりましたが、5番バッターをダブルプレーに打ち取りました。

4回から5回にかけてはカーブとスライダーを効果的に使って5者連続で空振り三振を奪うすばらしいピッチングを見せ、3対1とリードしたまま6回を投げ切り、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。

球数は100球で7つの三振を奪い、フォアボールは1つ、打たれたヒットは6本で、1失点と好投しましたが、ブルージェイズは2人目の投手が7回に逆転のスリーランを打たれるなどリリーフ陣が崩れて3対9で3連敗を喫しました。

今シーズン3勝目を目指した菊池投手に勝ち負けはつかず、通算成績は2勝2敗で防御率は2.72です。

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