3大会連続でオリンピック出場を果たした、女子ホッケー界のレジェンド永井友理選手(32)が22日、現役最後の試合に挑みました。
試合前の永井選手を取材すると…
(大石邦彦アンカーマン)「この試合はどんな気持ちでのぞみますか?」
(ソニーHCブラビアレディース 永井友理選手)「きょうの試合で後悔する気はない。集大成と思っている」
岐阜県各務原市出身の永井友理選手は、妹の葉月選手と共に2016年のリオデジャネイロ大会から3大会連続でオリンピックに出場したホッケー界のレジェンド。
CBCテレビでは、8年前、リオオリンピックの時から取材を続けてきましたが、永井選手は22日に行われた、日本女子ホッケーリーグの試合を最後に現役を退くことを決意していました。
現役最後かつ、優勝がかかった重要な一戦を見届けようと永井選手の家族も駆けつけました。
妹「お姉ちゃんがゴールを決めて勝ってほしい」
(母・理重子さん)
「相当ぎりぎりで頑張っている感じなので、もう肩の荷を下ろしてもいいのかな」
そして姉妹で一緒に、3大会連続でオリンピックに出場した妹・葉月選手は…
(葉月選手)
「最終的にはやっぱり、お姉ちゃんがゴールを決めて勝ってほしい」
家族が見守る中、始まった最後の試合。
第1クウォーター13分に、ペナルティーコーナーからチームメイトの小川選手が見事、先制点を奪います。
「悔いはない。やりきった」
その後は一進一退の攻防が続き、永井選手もチームを引っ張り最後までコートを駆け回ります。
そして、僅差の1点を守り切ったソニーが、見事3年ぶりの優勝を果たしました。
得点こそなかったものの、最後まで全力で走り切った永井選手のプレーに家族は…
(母・理重子さん)「もうお疲れさましかないです」
(妹・葉月選手)「最後も優勝して終われたので、一番報われたと思う」
試合後はチームメイトが永井選手を胴上げ。
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