オリンピックでの女子やり投げでは日本選手として初のメダル獲得が期待される北口選手は、今シーズンの初戦として4月下旬に中国で開かれた大会に出場し、62メートル97センチの好記録で優勝して、パリに向けて好スタートを切りました。

5日は、自身のシーズン2戦目として、茨城県で開かれた「水戸招待陸上」に出場しました。

国内選手12人が出場し、北口選手は1回目の投てきで60メートル98センチを投げてトップに立つと、最終の6回目で61メートル83センチとさらに記録を伸ばし、一度もトップを譲ることなく優勝しました。

試合後、北口選手は「1回目から60メートルを超えられたことは初戦よりはよかったが、久しぶりの日本での試合でたくさんの方が来ていただいた中で、追い風のいい条件だったので、もうちょっと投げたかった。パリに向けて、序盤の投てきからもっといい記録が出せるようしたい」と話していました。

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