石田充 アナウンサー
先週の広島カープの試合からRCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんが気になったシーンをピックアップして、“しゃ!” べってもらいます。まず1週間を振り返ります。
先週の広島カープ(マツダスタジアム)1勝3敗1分
4月29日(月) 広島 - 阪神 中止
4月30日(火) 広島 1-7 阪神
5月1日(水) 広島 2-2 阪神
5月3日(金) 広島 0-2 DeNA
5月4日(土) 広島 4-1 DeNA ヒーロー松山・森下暢仁
5月5日(日) 広島 0-5 DeNA
雨天中止もありまして、5試合だったんですけども1勝3敗1分でした。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
引き分けや負けのところで序盤のしっかりとしたチャンスで得点できていないところで苦しい展開になっている印象が強いです。
石田充 アナウンサー
そんな中で天谷さんが選んだワンシーンは? 5月4日(土)のゲーム、1点ビハインドの7回です。森下投手がこの日、猛打賞、このシーン?
天谷宗一郎 さん
いや、違います。このあとです。
石田充 アナウンサー
このあとというと、1番の 秋山翔吾 選手のバッティングです。
実況
「打ちました。三遊間を抜けていった。ボールは三遊間を抜けてレフト前ヒット。連打が出ました。秋山、きょう、最初のヒット。1アウト・ランナー1塁・2塁です」
天谷宗一郎 さん
9番のピッチャーが打つ。1番にとって、すごくプレッシャーなんです。そして、打てていないというのは野手みんながわかっている。そんな中で森下投手がWBCの大谷選手のようなガッツポーズで鼓舞する。ああいうところで次のバッターって、「よし、俺が決めてやろう」と思って力んでしまうんです。あそこで力まずに頭は冷静に、しっかりと逆方向に打ってゆく秋山選手らしさを出してきた。このバッティングはすばらしいなと思いました。
石田充 アナウンサー
最近、9試合連続ヒットと、1番バッターとして活躍していますから。
天谷宗一郎 さん
ぼくが1番だったらポコーンって打ち上げてアウトになっていました。あそこはやっぱり秋山選手。
石田充 アナウンサー
つないだ、あの一打がポイントだったということですね。
天谷宗一郎 さん
ポイントでしたね。
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