ここまで負けなしで5勝をマークし防御率は、両リーグを通じてトップの0.78と好調を維持していた今永投手は、7日、本拠地シカゴで行われたパドレス戦に中5日で先発登板しました。

今永投手は立ち上がりから力強い速球と低めにコントロールした変化球を軸に安定感のあるピッチングを見せて3回までヒット1本に抑えました。

4回には、パドレスの中軸からスプリットで2者連続の三振を奪うなど1点リードの5回まで二塁を踏ませず勝ち投手の権利を得ました。

6回、1アウトから2者連続ヒットで一塁二塁と初めて得点圏にランナーを背負いましたが、ここは、インコースを突いた速球と低めのスプリットで2者連続で空振りの三振を奪い無失点で切り抜けました。

7回は打者3人で抑えた今永投手は、大リーグで初めて8回のマウンドに上がりましたが先頭バッターにヒットを打たれ続くバッターには変化球を捉えられて逆転となるツーランホームランを許してここでマウンドを降りました。

このあと味方打線が8回ウラにパドレスの4人目で登板した松井裕樹投手から犠牲フライで得点をあげて2対2の同点に追いついたため、今永投手の負けがなくなりました。

今永投手は8回途中まで移籍後最多の102球を投げて2失点、打たれたヒットが7本、フォアボールが1つ、三振8つを奪う内容でした。

2失点で防御率は1.08となりましたが、この時点でも両リーグを通じトップは変わっていません。

試合は、カブスが9回にサヨナラホームランで3対2で競り勝ちました。

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