フィギュアスケートでオリンピック2大会連続メダリストの宇野昌磨(26、トヨタ自動車)が9日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。14日に会見を開くとしている。
宇野は「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と発表。「今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様本当にありがとうございました」と感謝を綴り、「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」と振り返った。
浅田真央の誘いを受けて5歳でフィギュアスケートを開始。2012年のユースオリンピックで、日本勢初となる銀メダルを獲得。2014‐15シーズンは、ジュニアからの推薦枠で出場した全日本選手権2位。国際大会でもジュニアグランプリファイナル、世界ジュニア選手権で優勝するなどタイトルを総なめにし、日本男子の次世代エースとして注目された。
2015‐16シーズンにシニアへ移行し、2017年、2018年の世界選手権では2年連続銀メダルを獲得した。初出場となった2018年平昌五輪では羽生結弦に続く銀メダル、2022年北京五輪は銅メダルを手にし、2大会連続でメダリストとなった。羽生結弦の引退後はエースとして日本男子をけん引してきた。
宇野は今月1日から交際中の本田真凛(22)らと同じ事務所となる、ヒーローズマネジメント株式会社に所属することを発表していた。
【コメント全文】
皆様、こんにちは宇野昌磨です。この度、現役選手を引退する決断を致しました。
今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様本当にありがとうございました。5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております。
5月14日に引退の記者会見を行い、僕の想いや、今後の活動についてはその場でお話しさせていただきます。会見はトヨタイムズでLIVE配信されますので、ご覧いただければ幸いです。引き続き、宜しくお願いいたします。
宇野昌磨
■宇野昌磨(うの・しょうま)
1997年12月17日生まれ、愛知県出身。トヨタ自動車株式会社所属
オリンピック:2018年平昌 銀メダル、2022年北京 銅メダル
世界選手権:2017年 2位、2018年 2位、2022年 優勝、2023年 優勝
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