レスリングのパリ五輪世界最終予選は9日、イスタンブールで開幕して男子グレコローマンスタイルが行われ、97キロ級の仲里優力(佐賀県スポーツ協会)が準決勝でフィンランド選手に敗れ、10日の3位決定戦に回った。130キロ級の奥村総太(自衛隊)は準々決勝で敗れたが、10日の敗者復活戦に進み、五輪出場の可能性が残った。

 各階級上位3人に五輪出場枠が与えられ、初日に準決勝までを行い、2枠が決定。翌日に敗者復活戦と3位決定戦を実施し、3位決定戦の勝者同士で最後の1枠を争う。

 87キロ級の阪部創(自衛隊)は1回戦で敗退し、五輪出場がなくなった。

 日本勢は枠を獲得すれば五輪代表に決定。(共同)

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