日本大学のアメリカンフットボール部は、部員や卒業生合わせて11人が立件された一連の薬物事件で1月に正式に廃部となり、その後、関東学生連盟から退会となりました。
大学は、事件に関与していない元部員と入部予定だった新入生を今年度設置した「競技スポーツセンター」の所属として、グラウンドやトレーニング施設などの利用を認め、メンタルケアを行っていくことを明らかにしていました。
関係者によりますと、こうした学生たちの受け皿となる後継組織が今月中旬にも本格的に練習を開始するということです。
学生たちには、薬物検査の実施や薬物に関与しないとする誓約書の提出などを求めたうえで、部のOBが責任者として監督代行を務めるということです。
この組織は関東学生連盟に加盟しておらず、今シーズンのリーグ戦には出場できないため、大学は来年度以降新たな部の立ち上げを検討するとしています。
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