■MLB ジャイアンツ 4ー6 ドジャース(日本時間14日、カリフォルニア州サンフランシスコ、オラクル・パーク)
ドジャース・大谷翔平(29)が14日(日本時間)、腰の張りのため、敵地でのパドレス戦で1試合休養したが敵地でのジャイアンツ戦で2試合ぶりにスタメン復帰。「2番・DH」で出場し、5打数2安打1打点で打率は.354。サンフランシスコで初安打、今季18度目のマルチヒットをマークした。
腰の張りについて前日13日(同)の会見では「大きく何か痛みが出たみたいな感じではないので、大事を取って、という感じです」と話した大谷、1試合休養して即、スタメン復帰。
1回、1番・M.ベッツ(31)がいきなり7号先頭打者ホームラン。メジャー通算50本目の先頭打者アーチで先制点を上げると大谷の第1打席、ジャイアンツ先発はJ.ヒックス(27)の95マイル(153キロ)のシンカーを完璧に捉え、打球速度170.5キロのライト前ヒット、腰の張りを感じさせない強いスイングで2試合ぶりのヒット、サンフランシスコで初安打をマークした。
3回、1死一塁で迎えた第2打席、1打席目にシンカーを打たれたジャイアンツバッテリーは配球を変えて、スライダー、スプリットを織り交ぜてカウント2-2と追い込まれた。そして、5球目、外角高めのシンカーを引っ掛けてセカンドゴロ。大谷は1塁に残った。2死一塁の場面で大谷はスタートを切ったがタイミングが早く飛び出してしまったが二塁への送球をショートがエラーして三塁まで進んだ。大谷には盗塁失敗が記録され、今季初の失敗となった。
1対3と1点を追う5回、2死二塁で迎えた第3打席、2球目にワイルドピッチで走者が3塁へ、フルカウントから外角低め99マイル(159キロ)のシンカーに差し込まれたが打球が弱くセカンドへのタイムリー内野安打、今季18度目のマルチヒット、5試合ぶりの打点。先発で好投する山本由伸(25)に大きな点をプレゼントした。
4対4と同点の7回の第4打席、ジャイアンツ3人目、左腕のE.ミラー(26)と対戦。カウント2-2から外角高め98マイル(158キロ)のストレートを見逃してボール。フルカウントにすると最後は外角低めに逃げていく84マイル(135キロ)のスライダーに空振り三振に倒れた。
無死二塁のタイブレークとなった延長10回、先頭打者で迎えた第5打席、最低でも走者を三塁に送りたいところだったがジャイアンツ6人目、左腕のTa.ロジャース(33)のスライダーに空振り三振。チームバッティングも出来なかった。大谷は5打数2安打1打点で打率は.354となった。
それでも。3番・F.フリーマン(34)が四球で歩くと、4番・W.スミス(29)がセンターオーバーの2点タイムリーで勝ち越し、ドジャースが接戦を制して、貯金を「13」とした。
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