パリ五輪卓球男子シングルス日本代表に内定している世界ランキング10位の張本智和(20、智和企画)が14日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで取材に応じた。

5月1日〜5月11日のサウジスマッシュ(サウジアラビア)では、男子シングルス3回戦で世界ランキング5位のF.ルブラン(17、フランス)に0-3で敗れた張本。

大会を振り返り「不安は多少ある」とした張本だが、「より攻撃的なプレーをしていかないと相手を崩すことはできない。今までは無理したら攻められるが攻めなくてもいいというボールがあったが、そういうボールを出来るだけ攻めていく。相手を驚かせるような攻撃を見せ、相手の凡ミスを誘いながらやることが勝利への近道」と悲願の金メダル獲得へ更なるパワーアップを誓った。

張本は今後もWTTコンテンダーリオデジャネイロ(5月20日〜26日、ブラジル)や、WTTチャンピオンズ重慶(5月30日〜6月3日、中国)など国際大会を転戦した後、パリ五輪へ臨む。

日本卓球協会は7月12日に日本代表の記者会見と壮行会を行う予定。

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