イクヨが16日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比1%減の4億8800万円だった。自動車用樹脂部品の原材料や電力料金などの高騰を増収効果で吸収し営業増益だったものの、保有する非上場株式について評価損を約1億円計上したことが響いた。
売上高は19%増の173億円、営業利益は2%増の7億1200万円だった。一部自動車メーカーの生産停止の影響は軽微だった。あわせて発表した25年3月期の連結業績は売上高が前期比1%減の171億円、純利益は71%減の1億4200万円を見込む。
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