モスが発売する国産牛肉100%のパティを使ったテリヤキバーガー(16日午前、東京都品川区)

モスフードサービスは16日、国産牛肉100%など国産食材を豊富に使ったテリヤキバーガーを22日に発売すると発表した。国産牛に加えて豆味噌や米味噌などを使って味わいを高めた照り焼きソースを採用している。高付加価値商品として打ち出し7月中旬までに約250万食の販売をめざす計画だ。高付加価値商品の品ぞろえを拡充し、消費者の選択肢を増やす。

「新とびきり 謹製 とろったま照りやき 〜北海道チーズ〜」(690円)は一部店舗を除く全国のモスバーガーで扱う。2種類の味噌や高知県産のショウガペースト、青森県産のリンゴ果汁などを採用し、国産牛の風味に負けないように開発した専用の照り焼きソースが特徴だ。16日の商品発表会で安藤芳徳・上席執行役員は「国産の食材をできるだけ多く使用している」と述べた。

同社は3月に国産牛100%のパティにチーズを載せた「新とびきりチーズ 北海道チーズ」(690円)を定番商品として販売したほか、5月中旬までの期間限定品として「新とびきりベーコン&チーズ 北海道チーズ」(760円)も売り出すなど高付加価値・高単価の「新とびきり」シリーズの商品を拡充している。同シリーズは3月下旬の発売以降、5月14日時点で320万食を売り上げるなど人気を集めている。

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