中部運輸局は20日、一般ドライバーが有償で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」の愛知県内における利用実績を明らかにした。11日時点の6営業日合計で74台が配車された。参入事業者は5社で、稼働しているドライバーは5人。タクシー事業者の設備などの体制が整えば、稼働する車両の数も増えるとみられる。

愛知県内では4月26日からサービスを開始し、名鉄系や名古屋近鉄タクシーなどが運行管理を担っている。名古屋市や日進市などの17市町村で許可されており、時間帯は金曜の午後4〜7時台、土曜の午前0〜3時台に限られる。

ドライバーは原則として流し営業ができず、配車アプリによる予約を通じてサービスを提供する。利用者の支払いは基本的にキャッシュレス決済で、運賃は通常のタクシー料金と同等になる。

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