任天堂の直営店「ニンテンドーオオサカ」(大阪市北区)

任天堂は21日、ゲームソフトを開発する米シバー・エンターテインメント(フロリダ州)の全株式を取得し、完全子会社化する契約をスウェーデンのエンブレイサー・グループと結んだと発表した。買収額や子会社化する時期は明らかにしていない。買収が任天堂の業績に与える影響は軽微としている。

米シバー社はエンブレイサー傘下の開発会社で、ハリー・ポッターを題材としたゲームソフト「ホグワーツ・レガシー」のニンテンドースイッチソフトへの移植でも実績がある。実績のあるソフトメーカーを傘下に置き、ソフト開発力を高める。シバー社は任天堂傘下に入った後も、他のゲーム機向けのソフト開発受託を続ける方針という。

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