輪島市河井町の重蔵神社では毎年4月上旬に開かれる「曳山祭」の山車が保管されていますが、地震の影響で山車の倉庫が大きく傾きました。

さらに、「曳山」と呼ばれる高さ5メートルほどの山車も表面が傷つき、倉庫の外に運び出したものの、シートをかけて屋外に置かれたままとなっています。

先月は山車を出さず規模を縮小して祭りが開かれましたが、来年には本来の祭りを復活させたいと、神社が山車などを修理する費用を集めるクラウドファンディングを行っています。

来月30日までに1500万円を集めるのが目標で山車の修理や倉庫の再建のほかに、老朽化した「キリコ」と呼ばれる灯籠の修理にも充てるということです。

重蔵神社の禰宜、能門亜由子さんは「山車が元に戻り祭りが復活すれば、地元の人たちも元気になると思うので、皆さんの力を貸してほしい」と話していました。

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