報道公開された「ワン・フクオカ・ビルディング」のオフィスフロア(21日、福岡市中央区)

西日本鉄道は21日、福岡・天神の一等地にある旧福岡ビル跡地に建設中の「ワン・フクオカ・ビルディング」(略称「ワンビル」)について、オフィスフロアの一部を初めて報道公開した。1フロアあたりの面積は約4620平方メートルで、西日本の賃貸オフィスビルでは最大規模になるという。竣工は2024年12月を予定する。

1フロアを最大8分割してテナントを募集している。賃料の目安は1坪(約3.3平方メートル)あたり月額3万2000円で、天神地区では最高水準となる。契約済みや契約見込みを合わせて、すでにオフィスフロアの6割程度が埋まっているという。

ワンビルは地上19階・地下4階建てで、8〜17階がオフィスフロアとなる。そのほか、地下2階〜地上5階に飲食・商業施設、18〜19階にホテルが入居する。

天神中心部で建設工事が進む「ワン・フクオカ・ビルディング」(21日、福岡市中央区)

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