関西電力は21日、定期検査中だった高浜原子力発電所(福井県高浜町)4号機が同日午後に本格運転を再開したと発表した。2023年12月16日から定期検査を始め、4月26日から検査の最終段階である調整運転に入っていた。
蒸気発生器内にある伝熱管で損傷が見つかったため、当初予定から21日遅れての運転再開となった。損傷は冷却水に含まれる鉄の微粒子が繰り返し接触したことが原因とみられる。蒸気発生器を高圧洗浄して微粒子の発生を抑える対策も施した。
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