AGCグラスプロダクツ(東京・台東)は福岡県久留米市と進出協定を締結した(21日、福岡県久留米市)

AGCの子会社で建築用加工ガラスの製造・販売を手掛けるAGCグラスプロダクツ(東京・台東)は福岡県の久留米・うきは工業団地内(久留米市・うきは市)に新工場を建設する。佐賀県鳥栖市にある工場を移転拡張する。操業開始は2026年11月ごろを見込む。

同社は全国に18カ所の製造拠点をもち、九州には現在、鳥栖工場と有明工場(熊本県長洲町)がある。新工場の敷地面積は鳥栖の既存工場の1.5倍となる2万2000平方メートルに広がる。製造ラインは2つ設け、住宅向けガラスと商業ビル等向けガラスを製造する。投資額は50億円を見込む。

21日に久留米市と進出協定を結んだ。久留米・うきは工業団地は19年に分譲を開始。今回のAGCグラスプロダクツの進出で全敷地の分譲が終了した。他にも資生堂の久留米工場が22年に進出していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。