4月の天候不順で出荷数量が少ない

農林水産省が21日発表した食品価格動向調査によると、13日の週(13〜15日、全国平均)の野菜小売価格はキャベツが1キログラム375円と前週比で16%上昇し、平年(過去5年平均)比では88%高くなった。

平年の2倍近くまで上昇したのは、天候不順が背景だ。千葉県や神奈川県などの主産地では4月、日照不足や降雨が目立った。品質が悪化し、出荷数量が伸び悩んだ。

今後の動向について「茨城県や群馬県からの出荷が増えてくる6月中旬頃まで高値が続くのでは」(東京都大田区の青果仲卸)との見方がある。

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