阪神高速道路会社は大阪市と関西国際空港方面をつなぐ4号湾岸線の大浜(堺市)―泉大津(大阪府泉大津市)について、リニューアル工事のため16日午前4時から上下線を終日通行止めにする。26日午前6時まで10日間を予定する。2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を控えた準備の一環だ。

舗装の損傷が目立ってきた阪神高速の湾岸線

4号湾岸線は、万博の開催時に関空と会場の大阪市の夢洲(ゆめしま)までのアクセスルートとなる。通行止めとなる大浜―泉大津間は延長11.1キロメートル。開通から30年以上が経過したものの、一度も大規模補修工事を実施しておらず、路面の損傷などが目立っていた。

リニューアル工事では既存のアスファルト舗装を剛性の高い舗装に置き換え、耐久性を向上させる。舗装の下にあるコンクリート床版のひび割れに対して防水剤を塗るなどして、床版の長寿命化を狙う。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。