総合リゾート業のエンゼルグループは宿泊施設運営の新会社、エンゼルホテルズ（東京・千代田）を設立した。エンゼルグループの100%子会社で、新潟県や福島県などの宿泊施設の運営を担う。これまではマンション管理も手がける別の子会社の管轄だったが宿泊部門に特化した新会社を立ち上げ、同事業の強化を図る。
4月にエンゼルホテルズを設立し、9月から事業を開始する。リゾートホテルのエンゼルグランディア越後中里（新潟県湯沢町）や、愛犬家向けホテルコテージのエンゼルフォレスト白河高原（福島県天栄村）などの管理運営を手がける。宿泊施設の経営や運営機能を強化し、収益力を高めていく。
エンゼルグループの子会社にはこのほか、不動産業のエンゼル不動産や別荘地管理のエンゼルフォレストリゾートなどがある。同グループは2023年9月に東京証券取引所の機関投資家向け市場、東京プロマーケットに上場した。
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