トヨタは先月、「プリウス」13万5000台余りのリコールを国土交通省に届け出て、生産を停止しました。

外側から後部座席のドアを開けるスイッチの防水性能が不十分で、洗車などで大量の水がかかると内部の部品がショートし、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあるということです。

これについてトヨタは23日、対策用の部品を確保できる見通しが立ったとして、来月17日から愛知県豊田市の堤工場で「プリウス」の生産を再開する予定だと明らかにしました。

また対象となる車のユーザーには販売店から連絡し、来月14日から全国の販売店で部品の無料交換を始めるとしています。

トヨタは「多大なるご心配・ご迷惑をおかけしておりますことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。

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