遠藤照明の遠藤邦彦社長

「LED照明の更新需要が好調だった」と話すのは、遠藤照明の遠藤邦彦社長だ。2024年3月期の連結純利益は46億円で前の期比57%増、売上高も517億円と13%増えた。食品スーパーなど小売店向けに省エネルギーの照明ソリューションが伸びたほか、23年4月に実施した値上げの効果も表れた。

一方、25年3月期は純利益が前期比10%減の42億円を見込む。円安が進むと照明器具の完成品を海外工場から仕入れる価格に響き、利益を押し下げるためだ。「25年国際博覧会(大阪・関西万博)でインバウンドがさらに増え、ホテルなどが活況になれば発注が舞い込んでくる」と期待を寄せる。

関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。